症状別に詳しく解説！花粉症のタイプ別対策方法まとめ

花粉症の症状はその人によって異なる事も多いだけではなく、症状の強さやどこから現れるのかも異なってくるので、毎年似たような症状が現れる時もあれば異なる症状が現れるような場合もあります。

花粉症の人は花粉（抗原）が体内に吸引してしまうと抗体が出来ていき蓄積されていきます。この抗体がその人の一定の量を超えてしまうと、花粉症の原因を起こす原因のヒスタミンやロイコトリエンなどを多

く分泌してしまいます。

ヒスタミンやロイコトリエンが放出されてしまうと、鼻や目を抗原から守る為にアレルギー反応を起こして、花粉を出来るだけ外に押し出そうとします。これらの伝達物質の放出の仕方や量はそれぞれ異なるの

で、人によって症状のタイプや重さは異なる事になります。

花粉症の症状を大きく分けると、くしゃみ、鼻水・鼻づまり、目のかゆみがあります。代表的な症状以外でも、疲労、倦怠、のどや皮膚のかゆみといった事が起こる事があるので、きちんとした対策を行う事が

重要になってきます。

花粉症の時期と風邪やインフルエンザが最も流行る時期は、花粉症に掛かっていない人の場合だと風邪が原因で調子が悪いと判断してしまう人が意外に多いです。くしゃみや鼻水は共通の症状になりますが、鼻や目などが異様に辛い場合は、出来るだけ早い段階で耳鼻科を受診してください。

花粉症の原因は大よそ8割がスギ花粉症と言われていて、国民の4人に1人がスギ花粉の症状で悩まされているとされています。軽度の症状の場合は、初期療法を事前に行っておくと症状をとても抑える事も可能なので、花粉のシーズンに入る前に治療を開始しておく事をおすすめします。

最近ではスギとヒノキの花粉症を併発している方が増えてきています。時期もスギ花粉の放散が始まってしばらくした後位にヒノキの花粉も放散されるので、併発をしてしまっている事に気づいていない人も多

かったりします。スギ花粉の放散が終わりかけているのに、症状がキツい日が続く場合は併発を疑った方が良いです。

重度の花粉症の方の場合は、イネやヨモギなどの花粉にも症状が現れてしまったりもします。このような場合はスギ花粉症の時期が終わっても症状が現れて継続してしまいます。併発を起こしてしまった場合は、耳鼻科の先生としっかりと相談をした上で、治療を行うようにしてください。

口腔性のアレルギー症状も最近は花粉症の人に増えてきています。スギやヒノキの花粉症の場合はトマトなどの野菜や果物を食べた時に、アレルギー症状が発生する事が確認されています。特に、ヨモギの花粉症の人は、ヨモギを使用している料理などには注意が必要になります。

花粉症の原因の花粉はスギといった代表的なもの以外にも、大よそ60前後の種類があるとされています。重度の花粉症の場合はスギやヒノキ意外の花粉にも、アレルギー反応が起こってしまう場合があるので注

意が必要です。

花粉のシーズン中は症状の表れ方やどのような時症状がひどくなってしまうかを、症状や状況を出来るだけ把握しておく事で、花粉症に対してどのような対策をすればいいかなども分かってくるので、自分の症

状と向き合う事が出来ます。自分に最も適した方法で治療を行ってください。